2018年3月16日(金)から、カイカイキキギャラリーにて、ヴァージル・アブローの個展「“PAY PER VIEW”」が開催されます。
ヴァージル・アブローは、1980年イリノイ州ロックフォード生まれです。アーティスト、ファッションデザイナー、技師、クリエイティブ・プロデューサーという肩書きを持ち、自身のストリートウェア・ブランド「Off-White™」は絶大な人気を誇っています。その他にも、2016年のデザインマイアミにおける家具のコレクション、ナイキとのスニーカーコラボレーション「Virgil Abloh x Nike」、今年2月にオープンしたガゴシアン・ギャラリー・ロンドンでの村上隆さんとのコラボレーション展など、幅広い領域において注目を集め、賞賛を浴びています。
ヴァージル・アブロー個展「”PAY PER VIEW”」は、宣伝や広告が我々の意識をいかに形作っていくのか、その重要性を解き明かす展覧会となっています。本展で展示される作品《non-cable channel》、《advertise here》、《Lamar》、《OUTFRONT》、《JCDecaux》、《Television》、《untitled》、《oil spill》《a mere image》、《up-to-date》、《dollar a gallon》、そして《ALL SIGNS ARE CONTEMPORARY》は全て、世界中に存在するコメンタリーに、更にコメンタリーを追加するものである、という共通点を持っています。それらは鑑賞者に、各作品に描かれた画像とテキストが、いかにして鑑賞者の頭の中に反応とメッセージを生み出すのかを観察するよう懇願しています。
3月17日(土)の15:00から16:30には、トークショー『ヴァージル・アブロー × 村上隆』も開催されます。「“PAY PER VIEW”」の会期は4月1日(日)まで。