2018年4月13日(金)から、草月会館1F草月プラザにて、ケリス・ウィン・エヴァンスの個展が開催されます。
ケリス・ウィン・エヴァンスは1958年スラネリ(ウェールズ)生まれのアーティストです。現在ロンドンを拠点に活動。主な個展として、タマヨ美術館(メキシコシティ、2018年)、テート・ブリテン・コミッション(ロンドン、2017年)、Haus Konstruktiv(チューリッヒ、2017年)、Museion(ボルツァーノ、イタリア、2015年)、サーペンタイン・サックラー・ギャラリー(ロンドン、2014年)、Kunsthall Bergen(ベルゲン、ノルウェー、2011年)、バラガン邸(メキシコシティ、2010年)、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(2008年)、パリ市立近代美術館(2006年)などがあります。
本展においてケリス・ウィン・エヴァンスは、イサム・ノグチ作の石庭「天国」に3本の光の柱と複数の松の木を配します。まるで呼吸をするかのように緩やかに明滅を繰り返す光の柱は、石庭のタンブル(音色)を浮かび上がらせるテンポを生み、また能舞台に倣い石庭の適所に配される松の木は、その有機体としての存在から時間の「質感」を喚起します。
ケリス・ウィン・エヴァンス国内過去最大規模の個展となる本展の会期は4月25日(水)まで。