2018年4月6日(金)から、小山登美夫ギャラリーにて、ライアン・マッギンレー展「MY NY」が開催されます。
ライアン・マッギンレーは1977年、ニュージャージー州生まれの作家です。2003年に25歳という若さでニューヨークのホイットニー美術館で個展を開催し、以後もポートレイトと風景写真に様々な新機軸を打ち出して、現在は「アメリカで最も重要な写真家」と高く評価されています。2012年に小山登美夫ギャラリーにて日本で初となる個展を開催し、2016年には東京オペラシティアートギャラリーにて「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」を開催しました。「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」はマッギンレーにとって日本の美術館での初の個展であり、作家自らがセレクトした代表作約50点を展示し、大きな反響を呼びました。
「MY NY」では、2017年アメリカのデンバー現代美術館での個展「The Kids Were All Right」の出展作から約10点が展示されます。これらの作品は、1998年から2003年にマッギンレーがニューヨークのダウンタウンで友人やアーティスト仲間を撮影した作品集「The Kids Are All Right」に掲載されたものとなります。本展は、マッギンレーの『表現の原点』を作品として日本で初めて公開し、マッギンレーの世界観がごく初期から成立していたことを表わす展覧会となります。
ライアン・マッギンレー展「MY NY」は、2018年5月19日(土)まで開催。