クリス・ヒュン・シンカン「陽の当たる日常」

2019年1月26日から、オオタファインアーツ(東京・六本木)にて、クリス・ヒュン・シンカンの個展「陽の当たる日常」が開催されます。

クリス・ヒュン・シンカンは、1991年香港生まれのアーティストです。2013年に香港中華大学で美術学士号を取得しました。これまで主に自身の家族や身の回りの風景を描いたペイティングを発表してきました。水墨画の影響を受けた彼の技法は、抑えられた筆使いでモチーフを描くことに特徴づけられます。記憶を頼りに描かれたモチーフはどこかおぼろげですが、そこにはヒュンの平面作品における時間と空間の捉え方が見て取れます。

本展で展示される新作では、青や茶色、黒といった色が加えられ、まるで一日の移ろいを表したような光のコントラストが描き出されます。

クリス・ヒュン・シンカンの個展は日本初開催となります。会期は2019年3月9日まで。

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