ミシェル・ゴンドリー最新作「グッバイ、サマー」公開

ミシェル・ゴンドリーの最新作、映画「グッバイ、サマー」が9月10日から公開されます。

「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」など、創造性と遊び心に満ちた独自の世界観で絶大な指示を得る映像作家のミシェル・ゴンドリーの最新作は、14歳の少年二人が夏休みに“動くログハウス”で旅をするロードムービーです。ミシェル・ゴンドリーは「この映画は100%僕の思い出からできている。僕が体験したことを元に冒険したかったんだ」とコメントしています。

STORY
14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。画家を目指すダニエルは沢山の悩みを抱えていた。中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラにはまったく相手にされていない。おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎だ。誰も本当の自分を理解してくれる人はいない……。

そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生がやってくる。名前はテオ。目立ちたがり屋で、自分で改造した奇妙な自転車を乗り回し、家の家業のせいで身体からガソリンの匂いを漂わせている。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友となっていく。学校や家族、そして仲間達、みんなが二人を枠にはめて管理しようとしてくる。息苦しくて、うんざりするような毎日を脱出するため、彼らは“ある計画”を考え付く。それは、スクラップを集めて“夢の車”を作り、夏休みに旅に出ることだった―。

「グッバイ、サマー」は 9月10日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ他、全国ロードショー。

公式サイト
http://www.transformer.co.jp/m/goodbyesummer/

出演:アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、オドレイ・トトゥ『アメリ』
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
2015年/フランス/104分/DCP/原題:Microbe et Gasoil 日本語字幕:星加久実

©Partizan Films- Studiocanal 2015

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