no new folk studioがシューログプラットフォーム「ORPHE TRACK」をCES2018にて発表
2018年1月9日から12日まで、ラスベガスで開催されている家電見本市「CES2018」にて、no new folk studioがシューログプラットフォーム「ORPHE TRACK」発表しました。
株式会社no new folk studioは、2014年に創業したスタートアップ企業です。「日常を表現にする」をミッションに、スマートフットウェア製品を軸に新しいプロダクト/サービス/プラットフォームを創っています。2016年にはスマートフットウェア「Orphe」を発売し、様々なアーティストに使用されています。
「ORPHE TRACK」は、足の動きを精細に記録しAIが解析するスマートフットウェアのプラットフォームです。AIを搭載するセンサーモジュール「ORPHE CORE」の内蔵を共通の要件としています。「ORPHE CORE」は靴から取り出して交換可能。寿命が1年ほどとされるスポーツシューズにおいて、電子部品を交換可能とすることで経済性に配慮されています。「ORPHE CORE」は6軸モーションセンサー・気圧センサー・振動モーターそしてSTマイクロエレクトロニクス社の最先端のマイクロコンピューター「STM32L4+」シリーズを内蔵し、低消費電力かつ高速処理を実現しています。リアルタイムで高精度の運動解析とフィードバックを可能にしました。
「ORPHE CORE」に搭載されるAI「ORPHE AI」は、足の動きのデータから機械学習を行い、ランニングフォームのコーチングや健康状態のアドバイスを行います。運動能力や健康状態と密接な関係にある「歩き」や「走り」を精密に記録して解析することで、生活を変革していきます。靴メーカー単独では難しかった内蔵デバイスやソフトウェアの開発を靴のデザインと分離することで、まだ普及の進んでいない靴のIoT化を実現することが出来ます。
「ORPHE TRACK」は販売価格未定。2018年夏に実用化を予定しています。
【no new folk studio】
https://no-new-folk.com/