「Frieze Seoul 2026」が開幕 世界30カ国・125超のギャラリーが集結
現代アートフェア「Frieze Seoul 2026(フリーズ・ソウル 2026)」が、2026年9月2日に韓国・ソウルのCOEXで開幕した。会期は9月5日までで、世界30カ国から125以上のギャラリーが参加している。
「Frieze」は2003年にロンドンでスタートした国際的なアートフェアで、現在はニューヨークやロサンゼルスなどでも開催。ソウルでは2022年に初開催され、今回で5回目を迎えた。今年は参加ギャラリーの70%以上がアジア太平洋地域を拠点とし、日本からもタカ・イシイギャラリー、小山登美夫ギャラリー、NANZUKA、SCAI THE BATHHOUSEなど20軒が出展している。
会場では、世界的なメガギャラリーによる展示に加え、韓国の工芸や素材文化に焦点を当てた「Material Practice」、美術史の中で再評価されるべき作家や重要な初期作品を紹介する「Spotlight」、新興ギャラリーを中心とした「Focus」などの企画を展開する。
また、今年は新世界グループが韓国の流通企業として初めてヘッドラインパートナーに就任。会場内に専用ラウンジを設け、フランス人作家ポール・コックスの「Diary」シリーズ336点を世界初公開している。
会期に合わせ、ソウル市内ではラグジュアリーブランドや大手企業による展示やVIPイベントも相次いで開催。CJグループや現代百貨店、LOEWE、MCM、FILAなどもアートフェアと連動した企画を展開しており、「フリーズ・ソウル」は美術品の売買にとどまらず、富裕層やコレクターを対象としたマーケティングの場としても存在感を高めている。
「Frieze Seoul 2026」は9月5日までCOEXで開催。韓国画廊協会が主催する「Kiaf Seoul」も同時期に開幕し、9月6日まで開催される。